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【TOKIWADAIRA YOUTH!活動報告】多文化共生ワークショップを開催しました!

こんにちは!松戸市とともにSDGsの普及啓発や調査研究に取り組んでいる㈱ミライノラボの学生研究員・千葉大学国際教養学部4年の鈴木里奈です。
 
私達TOKIWADAIRA YOUTH!は、9月30日(土)と10月15日(日)に常盤平団地内にて多文化共生ワークショップを開催しました!これは昨年度に開催された「まつどSDGsフォーラム」において松戸市内の学生が発表した、Z世代が提案する持続可能なまちづくりのアクションプラン6「アートを通じた外国人住民と日本人住民の交流イベント」を実現するべく行った活動です。
今回の記事ではワークショップに向けての準備から開催日当日、そして反省会の様子まで皆様にお伝えしていければと思います。

〜昨年度開催の「まつどSDGsフォーラム」で発表されたアクションプランの内容についてはこちらをご覧ください〜



1.第3回Meetupにて多文化共生ワークショップの開催準備をしました

第3回Meetupを9月23日(土)に常盤平市民センターにて行いました!このMeetupでは、多文化共生ワークショップに向けた開催準備をしました。
 
~今までの準備記録についてはこちらをご覧ください~

タイトル「古着でオリジナルフラッグづくり!〜アートで広がる常盤平の輪〜」にもあるように今回の多文化共生ワークショップでは参加者の方々に古着を使ってオリジナルフラッグを作っていただく予定になっていました。
そこで、運営側である私達も実際にオリジナルフラッグを作製してみました!

TOKIWADAIRA YOUTH!メンバーがオリジナルフラッグを作っている様子

作り始めてみると童心に帰ったような気持ちになり、心の底からとても楽しめました。裁ち鋏で古着を思いきって切る時のドキドキ感やボンドで布を自分の好きなように貼る満足感を一足先に体験しました。
また、実際に作ってみたことで人によって作製し始めるまでにかかる時間が異なることや、裁ち鋏の切れ味が良いため使用する際には十分な注意が必要であることなどが分かりました。そして、その対応策として下書き用の紙を用意しておく案や、参加者の方がまだ小さい場合は運営陣が代わりに布の切断をする案などが出ました。このように具体的な話が出来たことは今回のMeetupでの大きな収穫です。
 
こうして試行錯誤をしながらワークショップの準備は着々と進められました。いよいよ次は当日の様子をお話します!

2.ついに多文化共生ワークショップ開催!

2回にわたって行われた多文化共生ワークショップの様子をお伝えします。

・ 9月30日(土)開催回の様子@望のひろば

記念すべき第1回多文化共生ワークショップは9月30日(土)に常盤平団地内の望のひろばで開催されました。常盤平団地自治会さんにもご協力いただき、椅子やテーブル、パラソルなどをひろばに準備し、心地よい気候の中、屋外で実施することができました。
参加してくれたのは、3歳から小学6年生の男の子達4人とそのご家族計10人程で、にぎやかな雰囲気の中フラッグを作製しました。全員で自己紹介をして作業に入ると、下書きから始めてじっくり取り組む子がいたり、初めから大胆に布に鋏を入れてどんどん進める子がいたりと作り方から子ども達の個性が見えて興味深かったです。
完成したフラッグはそれぞれが自分の好きなものをあしらった作品になっており、骸骨の細かい模様まで再現した力作やポケットを付けて小物を入れられるようにするなどの工夫が凝らされているものなどがありました。最後に作ってもらったフラッグを一本の長い紐に括り付け、万国旗のようにして1つの作品として完成させました!

参加者同士交流しながらオリジナルフラッグを作っている様子

また、このワークショップでは参加してくれた子ども達が文化的背景の違いを超えて、仲良く交流することができました。作っている最中に「何を作っているの?」と声を掛け合ったり、お菓子を一緒に食べたりして仲を深めていき、最後にはしっかりお互いの名前を覚えて帰っていきました。このような交流の場づくりは多文化共生ワークショップの大きな目的の1つでもあったので、実現できてよかったと心から感じています。さらに男の子達の家族や外国人の子どもに勉強を教えているNPOの方、日本に留学している高校生、TOKIWADAIRA YOUTH!メンバーの大学生達も交えた多世代交流も同時に実現できました。

・10月15日(日)開催回の様子@常盤平団地中央集会所

第2回多文化共生ワークショップは10月15日(日)に常盤平団地中央集会所で開催されました。この日はあいにくの雨天だったため、急遽屋内での実施となりました。
とても寒く、足元も悪い中1組のご家族が参加してくれました。お子さんは小学生と幼稚園児の女の子で、最初は2人とも恥ずかしがって緊張している様子でしたが、お姉さんが好きなアニメのBGMを流すと気分が上がったからか、少しずつ話してくれるようになりました。参加者の方がリラックスできるような環境づくりも大切だと改めて感じた場面だったと思います。

家族で和気あいあいとしながらオリジナルフラッグを作っている様子

作業には2人ともすぐに取り掛かっていて、ご両親の手を借りながら思い思いのデザインに仕上げていきました。その発想力と行動力には運営側も驚かされました!また、1枚完成させた後は「家に飾る用も作りたい」と残り時間をめいっぱい使って、最終的に2人で4枚のフラッグを作っていました。フラッグづくりを楽しんでくれたようで本当によかったです!2人の作品も前回同様紐に括り付け、1つの作品に仕上げました。
このワークショップは1組のみの参加だったということもあり、他の参加者との交流は残念ながら叶いませんでした。しかし、親子で色々話しながら手を動かすという今回の体験もまた大切な交流の1つであると考えているので、実施できてよかったと思っています。家族の新しい思い出づくりの場になれていたら嬉しいです。

3. Meetup withコミュニティ@望のひろばを初開催しました

話は前後してしまいますが、9月30日(土)の第1回多文化共生ワークショップ終了後、そのまま私達は望のひろばでMeetup withコミュニティを初開催しました。これは「Z世代による地域に開かれたディスカッション場所として、もっと団地の人と交流したい!」という趣旨のもと開催していて、私達TOKIWADAIRA YOUTH!がもっと地域住民の方々と繋がっていけるようにする試みでした。

完成したオリジナルフラッグも飾り、地域に開かれた空間づくりをしている様子

今回のMeetupでは日本に留学している高校生の参加があったり、ひろばを通りかかる団地住民の方が声をかけてくださったりするなど、新たなつながりが生まれました!参加したメンバー全員がもっと色々な人と話したいと思うようになる良い機会となりました。今後もまた開催したいと考えています。

【告知】

次回のMeetupは12/16(土)10:30-12:00に開催されます。また、「松戸市内の大学生によるまつどSDGsフォーラム~常盤平でZ世代が始動!~」は2/17(土)に開催予定です。
この記事を読んでいる皆さんもZ世代として地域でできることを一緒に考えてみませんか?ご参加お待ちしています!
 
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