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【松戸市】まつどSDGs公式noteを始めます

こんにちは! 都心に近くて緑が豊かな街、千葉県松戸市です。
これから、総合政策部政策推進課市政総合研究室の職員を中心に、松戸市のSDGsな取り組みについて情報を発信していきます。
まずは松戸市の自己紹介をさせてください。

松戸市ってこんなところ

千葉県松戸市は、東京都と埼玉県に隣接し、東京都区部へのアクセスの良さから、首都圏のベッドタウンとして栄えてきた人口約50万人の市です。
歴史的な流れで見ますと、江戸時代には江戸幕府と水戸を結ぶ「松戸宿」として栄え、現在も歴史の流れを感じさせる神社や建物が多く残っています。
中でも「戸定邸(とじょうてい)」は、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜の弟である徳川昭武が後半生を過ごした邸宅で、国の重要文化財に指定されています。

戸定邸と松戸市街(ドローン撮影)


渋沢栄一が主役となったNHK大河ドラマ「青天を衝け」では、パリ万博に徳川慶喜の名代として出席した徳川昭武の様子が描かれ、その流れから多くの方に訪れていただきました!
こういった歴史的な背景もあり、宿場町としてオリジナルな文化を発展させてきた松戸は、適度な都会として、新しい文化や人を受け入れる「オープンマインド」な風土があると感じています。

松戸市の課題と、SDGs推進のきっかけ

松戸市は、日経新聞社と日経xwoman社の調査において、2年連続で「共働き子育てがしやすい街」総合編1位に選出される一方、東京に近いが故に、市内在学の高校生や大学生の市内就学率や市内就職率が低いことが課題として抱えています。
そこで私たちは、地球環境などへの意識が高く、就職時もSDGsを推進している企業を選ぶ傾向にあることから「SDGsネイティブ」とも言われるZ世代の発信力や行動力の高さを生かして、彼らに起爆剤となってもらうことで、松戸市のSDGsの取り組みを躍進させ、地域に愛着を持つための仕組みづくりをしていきたいと考えました。

そういった考えから提案した「松戸市SDGs未来都市計画」が、令和4年5月、内閣府によって「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。
これは、松戸市が提案した、SDGs(持続可能な開発目標)達成への取り組みを原動力にして、Z世代をはじめとした様々な主体と連携していくことで、地域課題を整理・解決していくという計画内容が、国に支援対象として認められたということです。

多様な主体と奏でていく、まつどSDGs未来都市

SDGs未来都市のモデル事業では、常盤平団地のリ・ブランディング化をテーマに掲げ、市内在住または市内大学に通学している学生に、事業に参画していただいています。
具体的には、地域の課題を見つけ、必要な取り組みを考え、アクションプランを作って発表するまでを大学生が主体となって行う取り組みとして、「SDGsフォーラム」の開催を予定しています。

まつどSDGsフォーラム(チラシ)

「松戸市内の大学生による まつどSDGsフォーラム」を開催します(松戸市公式HP)

そのほかにも、令和5年1月に「まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口」の開設するなど、多様な主体からの提案を受け付けやすくする仕組みづくりを行っています。

noteで発信していきたいこと

このnoteでは、「松戸市SDGs未来都市計画」を策定した市政総合研究室の職員を中心に、上に挙げたような、市のSDGs推進にかかる施策や活動に関する情報を発信していく予定です。
次の記事からは、私たちと一緒に市のSDGs推進に取り組む㈱ミライノラボ学生研究員の方にバトンをお渡しして、Z世代の方々がまつどSDGs未来都市のプロジェクトにどのような思いで参画されているのか等を紹介していただきます。
そのほかにも、今後設置する「(仮称)松戸市SDGs宣言登録制度」に登録した事業者や、SDGsの推進に携わる団体の方々の発信について情報を集約することで、このnoteを開けば、松戸市で行われているSDGsな取り組みについて分かるようにしていきたいと考えています。
そうして、SDGsのこと、松戸市のことをより身近に、自分ゴト化して捉えられる人が一人でも増えれば、それが「『やさシティ、まつど。』の進化と深化~多様な主体が奏でる未来都市の実現~」につながると考えています。

これからどうぞよろしくお願いいたします。


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