【SDGs窓口連携】保育士目線を見える化する!「まなざしプロジェクト」の実証実験を実施
こんにちは! 松戸市役所政策推進課SDGs推進担当室です。
令和6年度より室名が「市政総合研究室」から「SDGs推進担当室」に変更になりました。新たな室名を掲げ、松戸市のSDGsな取組みについて紹介していきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
★この記事では、松戸市に令和5年1月に設置された「まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口」(以下、「事業提案窓口」)に申請された提案をもとに実現した、連携事業等について紹介しています。
事業提案窓口の詳細については、本記事の最後にある市HPリンク先も併せてご覧ください。
今回は、令和6年2月に株式会社明日香 子ねくとラボ事業部さんよりご提案いただき、市と連携して実施した実証実験についてご紹介します!
“保育士目線”の見える化で、保育の質をアップグレードする「まなざしプロジェクト」とは?
具体的には、モデルとなる保育士の方がウェアラブルカメラを装着したまま保育を行い、撮影した動画を、㈱明日香 子ねくとラボ事業部において専門家の視点を交える形で編集し、後日保育士の勉強会や職員間レビュー等で上映することで、保育中の目線の動きや言動を学び、組織レベルでの保育の質向上につなげていくという取組みです。
松戸市では本提案を受け、提案者(子ねくとラボ事業部)、関係課(保育課)、窓口担当課(SDGs推進担当室)の3者同席で提案内容の詳細についてヒアリングを行った後、松戸市二十世紀が丘にある「二十世紀ヶ丘保育所」にて「まなざしプロジェクト」の実証実験を行いました!
SDGs推進担当室の職員も、勉強会に同席させていただきました!
今回の実証実験では、他の子どもたちに比べて保育時の注意が必要なお子さんへの対応について、日頃よく対応している保育士の方の目線を撮影した動画を用いてフィードバックを受ける内容となっていました。
担当室の職員から見ても、ウェアラブルカメラを通すことで近い距離間で表情を見ることができ、お子さんがどういった時に笑顔になるのか、どういった時にストレス反応が出ているかなどが詳細に分かりました。また勉強会では、コーディネーターの方の声掛けを通じて、お子さんが強く反応を示すおもちゃや行動等について、保育士間で共有が図られているのが印象的でした。
「子育てしやすい街まつど」で子どもが心豊かに育つことができるために
本実証実験について、なぜ松戸市での活用をご提案されたのか、株式会社明日香 子ねくとラボ所長の末廣 剛さまにお聞きしました。
――実際に実証実験を行っていかがでしたか
また、本提案内容をヒアリングし、実証実験を行うに至った理由について、松戸市役所子ども部保育課の担当者に聞きました。
――実際に実証実験を行っていかがでしたか
官民で連携してつないでいくSDGs達成への道
本実証実験は、㈱明日香 子ねくとラボ事業部より、SDGsの17目標のうち「4 質の高い教育をみんなに」及び「17 パートナーシップで目標を達成しよう」の達成に寄与するものとしてご提案いただきました。今後の活用・事業化等については本実証実験結果を踏まえ、引き続き対話を重ねながら検討されるものです。
「まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口」には、この他にも様々なご提案をいただいています。その全てを実現できるわけではありませんが、市と連携してSDGsに取り組みたいと考えている方々からの提案を随時受け付けていますので、みなさまぜひご提案ください!