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【TOKIWADAIRA YOUTH!活動報告】常盤平団地見学ツアーに参加しました!&Meetupの様子について

 こんにちは!松戸市と共にSDGsの普及啓発や調査研究に取り組んでいる(株)ミライノラボの学生研究員です。
 今回は、常盤平団地見学ツアーに参加したときのことと、Meetupの様子についてお送りします!


常盤平団地見学ツアーに参加しました!

 こんにちは!㈱ミライノラボの学生研究員・聖徳大学文学部一年の甲田です。
 ここでは、8月30日にTOKIWADAIRA YOUTH!のメンバー3人で、常盤平団地見学ツアーに参加したときのことをご報告します。

1.常盤平団地とは

 私たちTY!が活動する常盤平団地は、日本住宅公団(現UR都市機構)が建設した、約60年の歴史を持つ団地です。最寄り駅である常盤平駅と五香駅からそれぞれ徒歩20分前後の距離にある、約4,800戸の大規模なUR賃貸住宅です。
 そんな常盤平団地は、高齢化率が約50%、外国人比率が約10%と松戸市の中でも高い傾向にあり、市内で最も少子高齢化が進んでいる地域でもあります(令和4年8月「松戸市SDGs未来都市計画」より引用)。
 そのため松戸市では、持続可能な地域コミュニティの形成に向けて、Z世代のタイミングで地域と接点を持ち、地域に住み続けるきっかけをつくってもらいたいという考えから、「Z世代を起爆剤とした常盤平団地のリ・ブランディング」というテーマで「自治体SDGsモデル事業」の様々な取り組みを展開しています。

 松戸市の「自治体SDGsモデル事業」等のSDGsへの取り組みについてはこちらもご覧ください。

2.常盤平団地の入居支援制度について

 団地を見学する前に、入居に関する案内や入居支援制度の説明を受けました。現在松戸市では、「松戸市大学生等SDGs活動参加・入居支援補助金」という制度が設けられており、30歳未満の学生であれば、「自治体モデル事業」の一つである「まつどSDGsキャラバン」への参加を条件に、家具の購入費用等の団地への引っ越し費用として市から最大で10万円の補助金を受けられるそうです。

松戸市大学生等SDGs活動参加・入居支援補助金チラシ

詳しくは松戸市ホームページもご確認ください。

3.ツアー当日の様子

 ツアー当日は団地内を歩きながら3つの部屋を見学させていただきました。見学した3部屋のうち、2部屋は実際に生活がイメージしやすいよう、室内の装飾や家具などが配置されたモデルルームをご案内いただきました。
 そのため、常盤平団地の各部屋は基本和室となっているのですが、実際に案内された部屋は畳の上からカーペットが敷かれ、また洋風なインテリアや観葉植物が置かれていました。
 特に驚いたのが、押し入れを活用してノートパソコンが利用できるような作業スペースにアレンジしていたことです。また、布団ではなくベッドが置かれた部屋もあり、若い学生にとっても住みやすい空間だと感じました!

部屋のダイニング。テーブルクロスを敷き、植物を置くことで洋風なアレンジになっている。


押し入れのスペースがおしゃれなワークスペースに!

 最後に、参加者へのアンケートがありました。このアンケートでZ世代の意見が取り入れられ、若い世代も住みやすい団地になるきっかけになればと思います。

団地内の一室。カーペットが敷かれ、ソファやテーブルが置かれている。

4.まとめ

 団地見学ツアーでは、常盤平団地内での取り組みについて改めて詳しく知ることができました。また、若い世代が暮らしやすくなるような様々な工夫を目にすることができました。そして、実際に団地への引越しを検討している学生さんとも話をすることができ、とても良い経験ができたと思っています。今回得た学びを活かし、より良い活動ができるよう、精進していきたいです。

Meetupの様子について

 こんにちは!学生研究員・千葉大学文学部三年の縣です。
 ここでは、常盤平団地で開催しているMeetupの様子についてお送りします!

1.Meetupとは

 Meetupとは、常盤平団地で月に1回開催している、Z世代が集まって交流するイベントです。主に、TOKIWADAIRA YOUTH!のメンバーが参加していますが、メンバーではない方の参加も随時募集しています!
 内容としては、TOKIWADAIRA YOUTH!が行うイベントの話し合いを前半で行い、後半では月ごとに異なる活動をしています。今回は、その後半でどのような活動をしているのかを紹介していきます。

2.SDGsに関する本の読書会

 7月のMeetupでは、団地のSDGsに関する本を使った読書会を行いました。具体的には、本の章ごとに担当者を分け、その章を15分ほどで読みました。その後、各章で特に印象に残った文や段落を発表し、ホワイトボードにまとめました。

本の各章の要点をまとめたホワイトボード

 こうすることによって、約1時間という短い時間でしたが、1冊の本を通して団地のSDGsについて学ぶことができました。また、各章で印象に残った部分を発表している時に、「私の章でも同じようなことが書かれていた!」などの様々な意見が出され、自然と議論も活発になり、団地のSDGsについて更に理解を深めることができました。

3.古着を使ったワークショップの準備

 TOKIWADAIRA YOUTH! では昨年に引き続き、常盤平団地の「望のひろば」において、多文化共生×アートをテーマに「古着でオリジナルタペストリーづくり」を企画し、第1回を9月29日に開催し、第2回を10月20日に予定しています!

10月20日にも開催を予定しています。ぜひお越しください!

 9月のMeetupではその準備として、実際に大学生が古着を使ってタペストリーを作ってみました。実際に作ってみると、「お互いに貼り合わせるのは難しいかな?」「大きな布に貼ってもらうのがいいかな?」など様々な意見が出ました。

実際に作っている様子

 ワークショップについては、後日別の記事で報告する予定ですが、Meetupで意見を出し合いながら準備をしたことが、実際のイベントにも活かされたと感じています。

4.まとめ

 月に1回、常盤平団地で開催しているMeetupでは、このように大学生たちが楽しく話し合いながら活動しています。開催の日時や場所などの詳細は、TOKIWADAIRA YOUTH!の公式Instagram、公式X(旧Twitter)、松戸市公式HPで発信しているので、ご覧ください!みなさんの参加をお待ちしています!

〇TOKIWADAIRA YOUTH! SNSリンク
X    :https://x.com/matsudosdgs2023/
Instagram:https://www.instagram.com/matsudosdgs_genz/